2008年08月01日
空のコンテスト〜高崎市Kさんより。
生まれたばかりの太陽は、こんな風に眩しく輝いて、周囲のあらゆるものをゆすり起こし、顔をあげさせずにはおかない。雲も草木も空気さえも巻き込んで、新たな「はじまり」を確認させる。
夏の朝は容赦なく始まって、決して待ってはくれないから、急かされるように家事を済ませ、慌てて仕事に向かい、1日はあっという間に半分以上が過ぎてしまう。
貴重な晴れ間は一瞬で、勢い良く登りきった太陽が雲間に隠れると、もうすぐ夕立にわか雨。
ギラギラ照りつけるおひさまと、にらめっこしながらの夏は、もうすぐ半分過ぎて行く。
蜻蛉舞う涼やかな秋の気配は、静かに、けれど確実に近づいている。
人生の半ばを過ぎようとしている年齢には、なんとなく持て余してしまう季節の月の終わりを、急かされず、自分の速度で確実に過ごして行きたい。
ギラギラ照りつける夏の太陽は、身体にも心にも眩しくて、猛々しくて、少しだけ目眩を覚えた。
(原文のまま)
2008年08月01日
空のコンテスト〜高崎市Tさんより。
こんな風景の中にかつて自分が居たことがある。15年以上も前の事…希望に燃えて、情熱を胸に、海を渡り旅に出た。
思い起こせば、あれが私の心の旅だった。
挫折感も達成感も味わい、「自分でなんとかする」事や、「他者へ感謝する」気持ちや、どうにも出来ない事象に「もがきながらも自分なりの結果を出す」日々を送った。
海沿いの街で…人の温かさと、「孤独」を知った。
ギリギリの精神状態は、可能性と許容量を押し広げてくれるのだと、案外打たれ強い自分の一面に気付いた。
月日が流れても、あの頃の自分は、まだあの場所で精一杯頑張っている気がしてならない。
再びあの街を訪れたら、必死にひたむきに健気に、そして不器用に、前だけを見つめてがむしゃらに生きている自分に会えそうな…そんな気がした空だった。
(原文のまま)



